ドル売り継続、ユーロドル1.14台後半へ一段高=ロンドン為替概況

ドル売り継続、ユーロドル1.14台後半へ一段高=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが継続している。ロンドン序盤にユーロドルは1.1478レベル、ポンドドルは1.3749レベルまで一段高。ドル円は114.36レベルまで下落。いずれも前日NY市場から一段とドル安水準に進んだ。欧州株がやや売りに押される一方で、米株先物は底堅く推移。NY原油先物は82ドル台で振幅も、前日からの高値水準は維持している。クロス円は買いが先行し、ユーロ円は131.44レベル、ポンド円は157.46レベルまで高値を伸ばす場面があった。ただ、NY市場を控えて、ドル安・円安の動きは一服しており、米生産者物価指数と新規失業保険申請件数の結果待ちとなっている。また、本日はブレイナードFRB理事の副議長への指名公聴会が開催される。

 ドル円は114円台半ばでの取引。序盤には売りが先行し、114.36レベルと前日安値をわずかに広げた。その後は下げ一服も、114.60付近では上値を抑えられている。前日NY市場でのドル安を受け水準での推移が続いている。米10年債利回りは1.74%台と前日終値付近を離れていない。

 ユーロドルは1.14台半ばでの取引。序盤には一段高の動きとなり、高値を1.1478レベルまで伸ばした。その後は上昇一服も、1.1450台までの小反落にとどまっている。ユーロ円は上下動。序盤に131.44レベルまで買われたあとは、131.10台へと押し戻されており、ロンドン午前は上に往って来いとなっている。デギンドスECB副総裁は、エネルギー価格の上昇で当初想定していたほどインフレが一時的ではないとの認識を示した。しかし、インフレは確実に低下すると述べ、2023-24年にはECBインフレ目標を下回る見通しを示している。

 ポンドドルは1.37台前半での取引。序盤には一段高となり、1.3749レベルまで買われた。その後は上昇一服となっているが、1.37台は維持している。ポンド円は157.46レベルまで買われたあと、157円手前へと反落。ユーロ円とともに上に往って来いとなっている。ユーロポンドは0.8330台から0.8350台での振幅。前日並みの水準での取引に終始している。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

ページトップへ