ドル円は136円を挟んでの推移=東京為替概況

ドル円は136円を挟んでの推移=東京為替概況
 
 ドル円は昨日の海外市場から続く136円を挟んでの推移が東京市場でも続いた。9.10日の日銀金融政策決定会合、10日の米雇用統計などをにらみ、動きが出にくい展開と案っている。今日に関しては今晩0時からのパウエルFRB議長の上院銀行委員会での半期議会証言も注目されている。
 基本的に米国の金融引き締め姿勢が継続されると見られる中、ドル高基調が継続も、イベントを前に上をトライするだけの勢いに欠ける展開。
 ユーロドルは一時1.0690台を付けた。値動きは限定的も前日海外市場からの上昇基調が継続。ただ、節目の1.07手前を買い上げる勢いに欠けた。

 豪中銀は市場予想通り0.25%の利上げを決定した。声明では月次CPIは物価上昇がピークをすでに迎えていることを示唆との表現があり、豪ドル売りを誘った。豪ドルドルは0.6740前後から0.6700割れまで売りが出ている。

MINKABU PRESS 山岡和雅